ボウリング教室は意味ない?プロボウラーが本音で語る正しい活用法

「ボウリング教室って効果あるの?」
こう聞かれたら、プロボウラーとして正直に答えます。上手くなりたいだけなら、教室だけでは足りません。
でも、それはボウリング教室に意味がないということではありません。ボウリング教室には、スコアアップとは別の価値があります。プロボウラーとして長年レッスンに携わってきた経験から、その実態を本音でお伝えします。

ボウリング教室の基本情報
まず一般的なボウリング教室の概要を整理します。
月謝は5,000〜8,000円程度が主流で、レッスンは月4回が基本。1回あたりに換算すると1,250〜2,000円です。マイボールを持っている方が対象で、ゲーム代が別途かかるケースがほとんどです。
対象は大人メインのスクールが多く、スイミングや体操のような子ども向けレッスンとは異なります。参加者は20代〜60代まで幅広く、年齢層が高めの習い事です。

プロボウラーが見てきたボウリング教室の実態
ここからが本音です。
ボウリング教室に通っている方の大半は、本気でスコアを上げたいわけではありません。
証拠があります。本当に上手くなりたい人は、レッスン以外にも自主練習に来るはずです。でも実際には、レッスン日にしかボウリング場に来ない方がほとんどです。
では何が目的か。それはプロボウラーと仲良くなること、教わっていること自体がステイタスになっているからです。
他のスポーツと違って、ボウリングにはボウリング場に必ずプロボウラーがいるという特殊な文化があります。テニスのコーチはテニスクラブにいますが、街のテニスコートにはいません。ボウリング場はプロが常駐していて、距離感が近い。そこで生まれるのが「プロに教わっている」という特別感です。
これは悪いことではありません。ただ、スコアアップを期待して入会すると「思ったより上手くならない」と感じる可能性があります。

本当に上手くなりたい人がやるべきこと
プロボウラーとして断言します。スコアを上げたいならレッスン以外に練習に来てください。
月4回のレッスンだけでは、フォームが定着しません。人間の体は繰り返しの動作で覚えていくので、週1回では習得が遅い。理想は週2〜3回の自主練習+月4回のレッスンです。
上手くなるための具体的な方法
∙ レッスンで指摘されたことをメモしてすぐ復習する
∙ 自主練習では1ゲームごとに課題を決めて投げる
∙ 闇雲に投げる練習より、1球1球意識して投げる練習の方が効果的

それでもボウリング教室に通う価値はあるか
あります。ただし目的を明確にした上で、です。
こんな人にはおすすめ
∙ プロから直接アドバイスをもらいたい
∙ 同じ趣味の仲間を作りたい
∙ ボウリングを楽しむモチベーションを維持したい
∙ 月に一度フォームをチェックしてもらいたい
こんな目的なら教室より自主練習を増やすべき
∙ とにかくスコアを上げたい
∙ アベレージを○○以上にしたい
∙ 大会で結果を出したい

まとめ|ボウリング教室は「コミュニティ」として活用しよう
ボウリング教室は、スコアアップのためだけの場所ではありません。プロとの距離が近く、仲間ができて、ボウリングを続けるモチベーションになる。それ自体に大きな価値があります。
ただ「上手くなりたい」という目的があるなら、レッスン以外の自主練習が必須です。月4回のレッスンはあくまでも「方向性を確認する場」として活用し、実際の上達は自分の練習量で決まります。
プロボウラーとして正直に言います。教室に通うだけで上手くなれるスポーツは存在しません。 ボウリングも例外ではないのです。


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