NISAの口座を開いた。次にぶつかるのが「何を買えばいいか分からない」という壁だ。投資信託の種類は数千本あり、選ぼうとすると途方に暮れる。この記事では、初心者が投資信託を選ぶときの基準をシンプルに解説する。
投資信託とは何か
投資信託とは、多くの人からお金を集めて、専門家が株や債券などに分散投資する金融商品だ。1本買うだけで世界中の株に分散投資できるものもある。少額から始められて、自動で運用が続くので、忙しい子育て世代に向いている。
選ぶときの基準は3つだけ
①コスト(信託報酬)が低いもの
投資信託には「信託報酬」という運用コストがかかる。保有している間、毎年一定の割合が差し引かれる仕組みだ。長期運用ではこのコストの差が最終的なリターンに大きく影響する。
目安は年0.2%以下。それ以上のコストがかかる商品は、よほどの理由がない限り選ばなくていい。
②分散が効いているもの
一つの国や業種に集中しているものより、世界全体に分散しているものの方がリスクが低い。「全世界株式」や「先進国株式」といったインデックスファンドが該当する。
③純資産総額が大きいもの
純資産総額とは、そのファンドに集まっているお金の総額だ。これが大きいほど運用が安定していて、突然償還(運用終了)されるリスクが低い。最低でも100億円以上を目安にするといい。
結局これを買えばいい
上記の基準を満たす商品として、現在多くの投資家に選ばれているのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」通称オルカンだ。信託報酬は0.05776%と非常に低く、世界約50カ国の株式に分散投資できる。純資産総額も非常に大きく、安定している。
初めての1本として、これを選んでおけばまず間違いない。私自身もつみたて投資枠ではこれを積み立てている。
アクティブファンドは買わなくていい
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類がある。インデックスファンドは市場全体の動きに連動することを目指す。アクティブファンドは市場平均を上回ることを目指して専門家が銘柄を選ぶ。
コストはアクティブファンドの方が高い。そして長期的に見ると、アクティブファンドの多くはインデックスファンドに勝てていないというデータがある。初心者がわざわざ選ぶ理由はない。
銀行の窓口で買わない方がいい理由
投資信託は銀行の窓口でも買えるが、おすすめしない。窓口で勧められる商品はコストが高いものが多く、手数料も別途かかる場合がある。ネット証券で自分で選んで買う方が、コストを抑えられる。
まとめ
投資信託を選ぶ基準は、コストが低い・分散が効いている・純資産総額が大きいの3つだ。迷ったらオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を選んでおけばいい。銀行窓口ではなくネット証券で買う。これだけ押さえておけば十分だ。
次回は、NISAとこの投資信託をどう組み合わせて運用するか、具体的な実践編を書く。
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